Q:エレクトーンってどんな楽器?
A:上鍵盤と下鍵盤、足で弾く足鍵盤の3つの鍵盤があることが大きな特徴。
それぞれの鍵盤に音色を設定でき、リズム機能もついていますのでひとりでアンサンブルをしているような立体的なサウンドの演奏ができます。
音楽表現のための多彩な音色や機能を持つエレクトーンは、ポピュラー、クラシック、ジャズ、民族音楽に至るまで、様々なジャンルの音楽を演奏できることが最大の魅力です。
小編成の音楽から、吹奏楽、オーケストラなどの大編成の音楽や、映画音楽のようなスケールの大きいサウンドの音楽も、ひとりでその醍醐味を味わいながら演奏することができます。
また、演奏補助機能もついていますので、初心者でも、小さなお子様でも、すぐに弾ける楽しさを体験できます。
趣味として演奏を楽しめる楽器であるのはもちろんのこと、音楽を立体的にとらえ、自由で豊かな表現力を育み、音楽を総合的に学ぶ上で、とても有効な教育楽器でもあります。
既成の楽譜を弾くだけでなく、自分でアレンジして弾けるのもエレクトーンならではの楽しさ。 また、そのアレンジ力を身につけることもできます。
様々なジャンルの音楽を演奏できるエレクトーンですが、逆に、エレクトーンを学ぶことによって、様々なジャンルの音楽に触れることができるのもエレクトーンの魅力のひとつかもしれません。
Q:ピアノとエレクトーン、どちらにしよう?
A:お子様に、ピアノとエレクトーンのどちらを習わせたらいいのだろう?とお悩みの方もいらっしゃると思います。
どちらの楽器もそれぞれの良さがありますので、どちらがお勧めということはありません。
環境や目的、またお子様の個性によっても、異なってくると思いますので、どうぞお気軽にご相談ください。
小学校低学年くらいまでのお子様でしたら、導入期は楽器の違いだけで、鍵盤楽器を学んでいくことに、それほど大きな差はありません。
大きな違いは、やはりエレクトーンには足鍵盤があるということですが、始めのうちはテキストに足鍵盤は出てきませんので、最初はどちらにするか決めずに、レッスンを始めてから半年~1年くらいの間に決めていただくことも可能です。
Q:指を動かすことは脳にいい?
A:指を動かすことは、脳の神経を刺激して脳の活性化を促すということは、よく言われていることです。
「指は第2の脳」と言われ、脳の働きと密接な関係があるそうです。また脳を活性化させるのに効果的なのは、考えながら指を動かすことだそうです。
特にピアノやエレクトーンなどの鍵盤楽器は両手を使い、右手と左手が違う動きをするので、脳の監督役である前頭前野が構造的に、より発達するとのことです。
最近は大人のピアノ教室が人気ですが、お子様に限らず、何歳から始めても脳を成長させる一定の効果が期待できます。
Q:習い事なら絶対ピアノ?
A:また最近、メディアで、「習い事なら絶対ピアノ!」と耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
脳科学者の澤口俊之氏や教育評論家の尾木直樹氏が提唱したことで、最近、お子様の習い事として、また特に注目されている「ピアノ」という習い事。
脳科学の観点から、両手を使い、譜面を見て、耳も暗記力も使うピアノは、脳の司令塔である前頭前野を鍛え、地頭を強くするそうです。
ピアノのレッスンは、脳の運動野、聴覚野、視覚野の処理能力を早くし、聴く力、話す力を高めることから、国語力、外国語の学習能力が育つことも研究成果で明らかになっています。
また、HQ(人間性知能)が向上し、問題解決能力、主体性、協調性、思いやりなど、“人間力” が伸びるということです。
この「HQ」とは、IQ(知能指数)とは異なる、人間らしい生活を送る能力のことをいい、幼少期において重視されている知能です。
これらは、ピアノに限らず、同じように楽譜を見て両手を使って練習するエレクトーンにも同じことが言えると思います。
Q:家に楽器がなくても大丈夫ですか?
A:家に楽器がなくても、レッスンを受けることは可能ですが、ピアノ・エレクトーンといった楽器は、上達していくために家での練習は欠かせないものとなってきます。
始めのうちは、家電量販店等で販売しているような安価なキーボードでも構いませんので、ご自宅で鍵盤に触れる環境を整えていただくことをお勧めします。
ただし、鍵盤数が少ないもの、鍵盤が軽すぎるものは、すぐに不便を感じてくると思いますので、どんなものを購入すればよいか、気軽にご相談ください。
Q:レッスンに付き添いは必要ですか?
A:習い始めの小さいお子様、特に未就学児の場合、お家での練習で注意すべき点も分かってきますので、付き添っていただき、レッスンをご覧になっていただけるとありがたいです。
ですが、それぞれのご事情で付き添いが難しいこともあると思いますので、お子様が一人でレッスンを受けられれば大丈夫です。
逆に、お母様がいることで甘えてしまい、一人のほうがレッスンに集中してくれるという例もありますので、そのような場合は、お子様の様子を見ながらご相談させていただきます。
Q:シニア世代ですが、今からでも習えますか?
鍵盤経験がなくても、楽譜が読めなくても、何歳からでも始められます。
ぜひ、やりたいことに挑戦なさってください。
ピアノ(エレクトーン)を弾くことは、脳の活性化にも繋がり、心も体も元気になります。
昨今、シニア世代にとって、ピアノは特に人気の高い習い事になっています。
第二の人生を、生き生きと楽しく、心豊かに過ごすお手伝いをいたします。